こんにちは。アロマテラピーインストラクター 恵美です。
AEAJの主催するアロマハンドセラピスト資格は、1日で資格が取得できる専科資格です。
資格を取るには、協会の認定校で講座を受講する必要がありますが、アロマテラピー検定のような試験はありません。それに身近で活かしやすい資格のため、とても人気があります。
そんな、人気のアロマハンドセラピスト講座について、どんな講座なのか、その内容を具体的に見ていきましょう。
また、オンラインでの接続方法も、詳しく解説していきますので、オンライン講座がいまいちピンとこない方は、参考にしてみてくださいね。
オンライン講座の詳細
私のスクールでは、現在、インターネットでZOOMというシステムを使い、アロマハンドセラピスト講座を開催しています。
まずは、多くの方が気にされているであろう、オンラインでの参加方法について見て行きましょう。
インターネットの通信環境
オンライン講座は、ZOOMというWeb会議システムを使って、開催しています。
このZOOMには、無料と有料の2つのプランがありますが、オンライン講座の受講は、どなたでも無料でZOOMを利用することが出来ますよ。
なお、インターネットの通信環境については、Youtubeの動画が見れるようなら、特に問題ありません。
受講には、パソコン、タブレット、スマートホンなどがご利用いただけますが、スマホだと画面が小さいため、パソコンかタブレットでの参加をおすすめしています。
また、受講中はインターネットに接続した状態となりますので、バッテリーの充電にもご注意ください。
※ZOOMを使ったオンライン講座のイメージ
オンライン講座は、テレビ電話をイメージしていただくと、雰囲気が分かりやすいかもしれません。
全国にお住いの受講生と、画面越しに顔を合わせながら、楽しくご参加いただけますよ。
オンラインでの接続方法
オンライン講座にお申込みいただくと、講座の開催1週間ほど前に、「アロマハンドセラピスト オンライン講座のご案内」を、メールでお送りします。
その中で、講座の「開催ページ」をご案内してますので、「開催ページ」に記載してある、当日の参加用URLをクリックしてご参加ください。
そのあとは、そのままお待ちいただければ、時間なったところで講座がスタートします。
ZOOMの利用が初めての方は、事前にアプリのダウンロードが必要ですが、ダウンロード方法についても、「開催ページ」の中で詳しくご紹介していますよ。
※オンライン講座の開催ページ
私のスクールのオンライン講座には、ZOOMが初めての方も、たくさんご参加いただいております。
講座中は、基本的に難しい操作は必要ありませんので、接続さえできれば大丈夫です。必要な操作などは、当日サポートしながらお教えしますので、ご安心くださいね。
講座で必要な材料と器材
アロマハンドセラピスト講座は、実技も行う講座のため、準備していただくものが、いくつかあります。
具体的にどんなものが必要になるのか、見ていきましょう。
講座の費用に含まれるもの
講座の受講料には、ハンドトリートメントの実習で必要な、実習材料費が含まれています。
ちなみに、リアル開催では貸出していたビーカーなどの器材も、オンライン開催ではセットでお届けしています。
≪実習材料セット≫
- スィートアーモンド油
- ガラスビーカー
- ガラスかくはん棒
- スポイト式遮光瓶
講座では、肌馴染みが良く初めてでも使いやすい、スイートアーモンド油を使用しています。
トリートメントオイルを作るための、ビーカーとかくはん棒は、精油を使う時に扱いやすいガラス製です。
そして、作ったオイルを保管するための遮光瓶は、スポイト式なので、必要な分だけ塗布できて便利ですし、残りはそのまま保管することもできますよ。
※スクールのアロマハンドセラピスト講座で付随する実習セット
講座では、お持ちの精油を使って、トリートメントオイルを作りますので、使いたい精油あれば、前もってご準備ください。
精油を入れずに、植物油だけでトリートメントをすることも出来ますよ。
ご準備いただくもの
オンラインで受講していただくにあたって、受講生さん自身で準備していただく物も、いくつかあります。
≪事前に準備していただくもの≫
- モデルさんの手配をお願いします(一部の時間のみ)。
- アロマハンドセラピスト公式テキスト
- お好きな精油(1~3種類程度)
- 筆記用具
- 大判のバスタオル2枚
- フェイスタオル1枚
- 手指消毒用アルコール
- ウェットティッシュ
- ティシュペーパー
アロマハンドセラピスト講座では、実際にモデルさんへの演習も行いますので、モデルさんの手配もお願いしています。
モデルさんの手配が難しい場合には、ご自分の腕や足などを使っていただいても大丈夫ですよ。
また、公式テキストはすでにお持ちの方も多いため、受講料に含まれていませんが、お持ちでない方は、お申し込み時に追加することも出来ます。
アロマハンドセラピスト講座の内容(学科)
ここからは、アロマハンドセラピスト講座でどんな内容を学習するのか、まとめていきます。
まずは学科の内容から、見ていきましょう。
アロマハンドセラピストのための解剖生理学
ハンドトリートメントを行うための知識として、手や腕の構造、仕組みについて学びます。
骨格や関節の動き、筋肉、神経や循環を知ることは、的確なトリートメントをするために、とても大切な内容です。
骨や筋肉の位置を知っておくことで、実際にトリートメントをする際、どの部位に手を当てれば良いのか、しっかりと意識して実践することができます。
自分の手や腕に触れたり、動かしたりしながら、きちんと身体の構造を理解していきましょう。
学習内容については、どのスクールで学んでも、同じカリキュラムを学べるように、AEAJで規定されています。
その点では、シッカリと一定の基準を満たすように、協会の認定校での開催となっているのでしょう。
ハンドトリートメントの準備と確認事項
アロマハンドトリートメントを行うための準備や、安全面に関する知識を学びます。
トリートメントに必要な材料や道具の準備だけでなく、行う場所や衛生管理についてなど、事前準備のために必要な幅広い内容です。
中には、アロマハンドセラピストの身だしなみに関する内容もあり、とても参考になりますよ。
どれも具体的で、実践に役立つ内容ばかりなので、こうした細かな点も、きちんと確認しながら取り入れていきましょう。
※アロマハンドセラピスト公式テキスト 準備と確認事項
オンラインでは、生徒さん自身でアロマハンドトリートメントを行う場所を、セッティングをしていただくことになります。
講座の中でもお伝えしていきますが、この章を事前に予習しておくと、スムーズに準備しやすくなりますよ。
トリートメントオイル作り
準備について確認したら、この後の実技で使用する、トリートメントオイルを作ります。
植物油やビーカーなどの道具は、セットでお届けしていますので、そこにお好みの精油をプラスして、好きな香りのトリートメントオイルを作りましょう。
使う精油は、自分の好みだけでなく、モデルさんの体調や好みを考慮して選ぶと良いですよ。
作り方は講座の中でもお伝えしますが、アロマテラピー検定で詳しく勉強していますので、もし忘れてしまった場合には、アロマ検定テキストを見て、復習してみてくださいね。
アロマ検定1級資格をお持ちでない場合や、無香料で実習をしたい時には、精油を入れずに植物油のみでも大丈夫です。
アロマテラピーの知識がなくても、精油を使わないハンドトリートメントが出来るようになりますよ。
アロマハンドセラピスト講座の内容(実技)
学科の勉強をしたら、いよいよ実技の時間です。
アロマハンドセラピスト講座では、実技の時間が多く取られています。ですから、じっくりと手技を学ぶことができますよ。
まずは基本手技と手順を覚える
始めに、ハンドトリートメントで用いる、基本的な手技と一連の流れを確認していきます。
まずは自分の腕や、タオルで作ったマネキンを使って実践しながら、基本的な手技を練習し、手の使い方を学んでいきます。
いろんな手技があるので、最初は少し混乱するかもしれませんが、時間をかけて確認していきますので、一つ一つ覚えていきましょう。
手技をきちんと理解することで、全体の流れが身に着いていきますよ。
オンラインのアロマハンドセラピスト講座だと、シッカリと手技を学べるのか心配される方も多いようです。
そんな時には、こちらのオンライン講座の受講生の感想を参考にしてくださいね。
モデルさんへの実践演習
自分の腕やマネキンで、基本手技を練習したら、次にモデルさんへの演習を行います。
先に行った、セルフトリートメントやマネキンでの練習と違って、人にハンドトリートメントを行うのは、ちょっと緊張しますが、とても楽しく貴重な体験です。
解剖生理学で学んだ、骨や筋肉の位置を意識して捉えながら、実践していきましょう。
実際に、モデルさんにトリートメント行うことで、圧のかけ方やスピードなど、感覚が掴みやすくなります。
オンライン講座で在っても、こうした実践的な内容をシッカリと勉強できるのが、この講座の良いところです。
※アロマハンドセラピスト講座 モデル演習
モデル演習を体験することで、手技が一気に上達します。
最初は皆さん動きが硬いですが、徐々に、なめらかにトリートメントが出来るようになっていきました。
オンラインで行うポイント
アロマハンドセラピスト講座では、学科と実技、どちらも行いやすい場所でご参加ください。
パソコンが動かせるのであれば、実技を行う場所を別に準備して、講座の合間に移動していただいても大丈夫です。
また、実技の際には、トリートメントを行っている手元がカメラに映るように、カメラ位置の調整をお願いしていますので、スマホでご参加の方は、スタンドやアームがあると便利ですよ。
画面を見ながら、講師がリアルタイムで指導しますので、トリートメントを行っている部位全体が映るように、工夫してみてくださいね。
※手元がしっかり映っていると指導がしやすくなります。
アロマハンドセラピストを目指す方へ
ここまで、アロマハンドセラピスト講座について、具体的にお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?
オンラインの講座だと、講座の雰囲気を伝えるのが難しい点もありますが、なんとなくイメージを掴んでいただけたかなと思います。
それでは最後に、アロマハンドセラピスト資格の活かし方について、お話しておきましょう。
実践的な内容を学べる講座
アロマハンドセラピスト講座は、知識だけでなく、実技を身につける事も、とても重視している講座です。
ハンドトリートメントの知識と技術は、日常の中でも活かしやすいので、普段の生活にも気軽に取り入れることができます。
自分自身のケアはもちろん、家族や友人との、コミュニケーションにもピッタリです。
アロマハンドトリートメントは、してもらう側だけでなく、する側も、とても心地よい気分になれるので、ぜひ体感してみてください。
人の手にしっかり触れる機会というのは、あまり多くありませんよね。
ハンドトリートメントは、手から伝わるぬくもりや心地よさを、お互いに感じることができる、身近で簡単な癒しのひとときです。
資格の取得方法や費用
アロマハンドセラピストは、公社)日本アロマ環境協会が認定する資格の中でも、特に容易に取得できるのが魅力です。
1日の講習で試験もないので、インストラクターやセラピスト資格にように、数ヶ月から1年もかけて勉強をしていく必要がありません。
その為、アロマスクールで受ける養成講座も、およそ2万円程度で受講できるため、検定に合格したのなら、ぜひ取得しておきたい資格のひとつです。
アロマのプロとしてこれから活動するなら、とても役立つ資格となるでしょう。
詳しい取得方法や、費用については、こちらの「AEAJアロマハンドセラピスト資格とは?(取得方法、費用、公式テキスト)」でも解説しています。特に2020年からはオンラインで講座が受けれるので、なおさら取得し易くなりましたね。
仕事でも活かせる資格
アロマハンドトリートメントの技術は、日常だけでなく、仕事で役立てることも出来ます。
とくに、施設のお仕事をされている方で、入居者さんにハンドトリートメントをしてあげたいと、受講してくださる方が多いんですよ。
他にも、理学療法士さんや、美容系のお仕事の中で活かされている方など、たくさんいらっしゃいます。
中には、仕事ではありませんが、AEAJのイベントやボランティア活動に、アロマハンドセラピストとして積極的に参加している、という方も。
活かし方は人それぞれですので、どんな風に活用しようかな、と考えるのも、楽しみの一つですね。
AEAJのボランティアの募集については、AEAJ公式ページで掲載されています。
また、こちらの「アロマハンドセラピストを仕事にしたいけど開業や副業は可能か?」では、そんな仕事での活かし方についても、紹介していますよ。
アロマハンドセラピスト講座のご案内
私のスクールでは、現在はZOOMによるオンラインでのみ、アロマハンドセラピスト養成講座を開催しています。
アロマハンドセラピストは、1日の講座で資格が取れるうえに、すぐに役立つ技術を学べるので、1番人気のある講座です。
そして何よりも、アロマのハンドセラピストとしても、自信が持てる認定資格でもあります。
一緒に、アロマハンドトリートメントを勉強しましょう!
オンライン講座の開催日時やお申し込み方法は、こちらで随時更新していますよ。